2011年3月11日、あの東日本大震災と津波がこの国に未曾有の災害と試練を与えた。
さらに福島原子力発電所の事故がこの国難を大きくした。そして2011年9月2日、野田新内閣が発足した。
2012年が、この国の近い将来にささやかな希望をもたらしてくれることを願う。
ベテランマーケッターが、大きな試練の年、2011年をつづる。
大きな期待と希望を託されて誕生した民主党鳩山政権は、わずか266日で辞職した。
後継の管総理も内部のゴタゴタは相変わらず。
党代表選挙で続投が決定したが、内外で難問山積みで今後も迷走が予想される。
ベテランマーケッターが激動の2010年の不況感染列島日本の迷走を記す。
問題ばかりを先送りした安倍・福田政権の日本は、文字通りの漂流者だった。
鮮明さに欠ける福田政権は、行く先どころか漂流している現在地さえ分からず政権を麻生総理につないだ。2008年をズバリと斬った時事エッセイ全12篇収録。
【目次】
・環境の持続可能性の向上と健康生活の質の向上を願った2008年
・ひ弱な二世首相と不作為の罪の政治に泣いた2008年
・虚偽と偽装から離別したいと願った2008年
・年金記録未照合問題以上に難題なる高齢化社会問題多出の2008年
・消費者庁問題と食の問題にゆれた2008年
‥‥‥
2005年から2006年、小泉丸日本は長びくデフレからの 脱却を構造改革に託した。マネー経済の根幹、金融改革から 郵政改革に着手、高速道路や特定財源に関連する部門の改革も含め、いわゆる三位一体改革と構造改革を推進した。
デフレの痛み(傷み)だったかも知れない改革のいたみを
残し、安倍政権に改革の継続推進を委ねたが、世間の声はいたみのケアや傷みの修復希望だった。2007年9月、いたみのケアを訴う福田総理と守旧派与党に政権が移った。
2007年の政治社会のキーワード、それは不正表示、偽装、欺瞞、虚偽、詐欺そして未照合、記録漏れ、着服横領、不作為、事務所経費、複写領収書と政治とカネ。虚偽社会としか言いようがない。
多くが不確かで、政治とカネや政治家の資質で世論を賑わした安部政権の2007年だが、2007年問題の問題以上に露呈した問題を「吉澤兄一のブログ」から抄録して、まとめてみた。
この国の政治、メディア、文化人たちの過ち。
「政治、メディア、文化人たちは、調査統計データを間違って使っている。
そのことが、弱い者や社会の隅々への配慮に欠けた社会をつくっている!」
と著者は叫ぶ。
あるベテランマーケターのこの一年の独り言。
むしろ目線を対象に合わせ「あるがままに見る」ことが事実や真実に接近できる確かな方法。調べるのではなく、実際に素直に見て考えることが大切。
マーケティングの立場から見たこの国の社会。
●著者略歴
吉澤兄一(よしざわけいいち) 1942年神奈川県生まれ。東京都板橋区在住。茨城県立太田第一高等学校、早稲田大学政経学部卒業。
調査会社、外資系化粧品メーカー、コンサルタント会社などを経て、 現在(株)ナレッジワークス代表。
その間、数多くの企業のマーケティングやマーケティングリサーチおよび商品開発やコンサルティングを手がける。
著書『超同期社会のマーケティング』(同文舘出版)など。
日本豆乳協会・事務局長、日本豆乳公正取引協議会・事務局長。NPO法人災害復旧資材開発協会理事・事務局長。京浜鯨岡会(高校同窓会・首都圏支部)事務局長。常陸太田大使